Atelier muuco 

あけましておめでとうございます。

2011年が明けました。
私にとっては京都に住み始めて2年目のお正月です。
京都の私の町家は、雪に包まれて美しく真っ白になりました。

年末は地元の群馬県に帰省しているのですが、
久しぶりに見た群馬の山々の景色に凄みがあって驚きました。
山々は綺麗で、堂々と、寒空の下でひっそりとして動きません。
しばらく山を見ていたら、ムーコを作り始めたときを思い出しました。

数年前に体調を壊していたとき、私はよく窓から外を眺めていました。
窓の外には、遠く大きく浅間山や赤城山。すっと物も言わずに堂々と佇んでいる。
ずっと見ていたら、私は山になりたくなりました。
そう思ったとたん、私は山となり、町や村を見下ろしていた。
地平線にごろんと大きく横たわって、心ごと、伸びをした気分で。
大きいものになって地球にいる、なんてすがすがしい。

それから、太陽や月、雲になった気分にもなり、
そのあと、山になって見下ろして見ていた家や、道や、木々や小さな草にもなった。

いろんなものに実際になった、もちろん空想の中で。
それは、なんという開放感。

ムーコはいろんなものの中にいるのですが、
その考え方は、この空想体験から始まった気もします。

いまや、ムーコは私の分身のようですが、
もしかしたら、私自身がいろんなものの中にいるのかもしれません。
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by muuco-muumei | 2011-01-02 21:37 | 日々の話